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【中小企業診断士】企業経営理論の概要のまとめ|診断士の企業経営理論の体系図

中小企業診断士試験・企業経営理論の体系図の画像

企業経営理論の概要をわかりやすく説明

企業経営理論は中小企業診断士試験の科目の1つです。

7つの科目の中でも、戦略や組織、マーケティングについて勉強する企業経営理論は中小企業診断士試験の中心的な科目だといえます。

企業経営理論には、いま挙げたように大きく3つの分野があります。

つまり、経営戦略、組織論、マーケティング論の3つです。

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経営戦略論

まず、経営戦略とは、会社の方向性を決めることに関するお話です。

会社を船に例えた場合、船の方向性を決めるのが戦略になります。

この経営戦略論には、事業領域を決定するための経営戦略や会社をどう成長させていくのかという成長戦略、他の企業とどう競争していくのかを決める競争戦略、技術革新であるイノベーション、戦略的提携といった企業同士のネットワーク戦略、企業の社会的責任論などがあります。

経営戦略論の内容

経営戦略:ドメイン、経営資源、シナジー効果、SWOT分析など

成長戦略:多角化、製品ライフサイクル、経験曲線、M&A(合併買収)、アウトソーシングなど

競争戦略:コストリーダーシップ、差別化、シェアに基づく企業の戦略など

イノベーション:製品アーキテクチャ、死の谷とダーウィンの海など

ネットワーク戦略:戦略的提携、産業クラスターなど

社会的責任論:メセナとフィランソロピー、コーポレートガバナンスなど

組織論

次に、組織論とは、会社の組織の仕組みと組織に属する人に関するお話です。

この組織論には、会社の組織を組織図にして考えていく経営組織論、従業員のやる気をいかに引き出すのかというモチベーション理論、従業員を引っ張っていくためのリーダーシップ論、人材育成や人事考課などを扱う人的資源管理、労働に関する法律である労働関連法規などがあります。

組織論の内容

経営組織論:事業部制、マトリックス組織など

モチベーション理論:欲求5段階説、X理論Y理論、職務拡大と職務充実など

リーダーシップ論:民主的リーダーシップ、システム4など

人的資源管理:日本的経営、人材育成、人事考課など

労働関連法規:労働基準法、労働安全衛生法、男女雇用機会均等法など

マーケティング論

最後に、マーケティング論とは、販売に関するお話であり、日本語では販売管理と呼ばれます。

マーケティングのイメージは、どんな製品を、いくらで、どこに、どうやって売っていくのかということですが、このイメージのそれぞれの要素に対応しているのが、ブランドなどに関する製品戦略、ものをいくらで売るのかという価格戦略、販売経路である流通チャネルについてのチャネル・物流戦略、販売を促進するためのプロモーション戦略などの個別のマーケティング戦略になります。

マーケティング論の内容

マーケティング戦略:マーケティング・ミックス、製品ライフサイクル、最寄品・買回品・専門品など

ブランド戦略:ブランドロイヤリティ、ナショナルブランドとプライベートブランドなど

価格戦略:初期高価格戦略と初期低価格戦略、エブリデーロープライスなど

チャネル・物流戦略:流通チャネル、ロジスティクス、サプライチェーンなど

プロモーション戦略:パブリシティ、プル戦略とプッシュ戦略など

以上が企業経営理論の全体像になります。