取りやすい資格とは|取りやすい資格一覧|独学、女性、大学生が取りやすい資格

勉強ライフ

取りやすい資格とは

資格試験に合格するにはまとまった勉強時間が必要です。

世の中にたくさんある資格の中で初心者(初学者)でも取りやすい資格を紹介します。

取りやすい資格一覧

取りやすい資格として宅建、簿記、行政書士、ITパスポート、ビジネス実務法務検定について紹介します。

宅建

宅建は宅建士ともいわれますが、正式には宅地建物取引士といいます。

賃貸物件のあっせんや不動産の売買をするのに必要な資格です。

賃貸物件のあっせんを行う不動産業者以外にも、金融機関や住宅メーカーなど宅建が必要な会社は多いです。

宅建の試験には、民法や宅建業法などから出題されます。

宅建に合格するにはだいたい半年程度の勉強が必要だとされています。

簿記

簿記の試験を実施している団体はいくつかありますが、その中で最もメジャーなのが日本商工会議所が主催する日商簿記検定です。

日商簿記検定試験は3級から1級まであり、2級までであれば独学も十分可能です。

2級までなら数ヶ月の勉強で受験レベルに到達することができるので、比較的取りやすい資格だといえます。

3級の範囲は商業簿記なのに対し、2級だと商業簿記に加え工業簿記まで出題されます。

簿記の知識は会社の経理部門や会計事務所で役立てることができます。

3級と2級を同時に受けるという同日試験も可能ですので、自信がある人はチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

行政書士

行政書士は、官公庁に対する書類の作成や提出などを代行する仕事です。

行政書士の資格で独立も可能ですし、憲法、民法、行政法を勉強するため、公務員試験を目指す大学1、2年生にもおすすめです。

行政書士の資格を取得するのに必要な勉強時間は半年から1年程度といわれているので、いわゆる士業の中では比較的取りやすい資格だといえます。

ITパスポート

ITパスポートは、ITに関する基礎的な知識を勉強する資格です。

ITパスポートは国家資格で、AI、ビッグデータ、IoT、セキュリティ、ネットワーク、経営などについて出題されます。

合格後は、ITパスポートの資格を履歴書には書くことができるので、ITの基礎的な知識を備えていることを就職活動や転職活動でアピールすることができます。

高校生も多く受験しているため、取りやすい資格だといえます。

ビジネス実務法務検定

ビジネス実務法務検定はビジ法ともいわれますが、会社法や民法といったビジネスに関する法律知識を勉強できる資格です。

ビジネス実務法務検定は3級から1級までありますが、3級の範囲は法律についての基礎的知識、2級の範囲は法律実務に関する知識になります。

商工会議所の発行する公式テキストがあるため、独学でも比較的勉強しやすく、取りやすい資格だといえます。

独学で取りやすい資格

独学で取りやすい資格は、市販のテキスト、参考書、問題集が充実している資格です。

その意味では、簿記宅建などは受験者数も多いため、これらのテキスト類が充実しています。

また、ビジネス実務法務検定など公式テキストがある資格も出題範囲が明確なため、独学に適しているといえます。

女性が取りやすい資格

女性が取りやすく、役に立つ資格としては医療事務があります。

医療事務はクリニックや医院などで医療費の計算や診療報酬の事務処理をするための資格です。

医療事務をするのに資格は必須ではありませんが、医療事務の資格を持っていれば、就職活動で能力ややる気をアピールすることができます。

医療事務の資格のための通信講座などもありますので、取りやすい資格だといえます。

大学生が取りやすい資格

大学生が資格の勉強をするのは、就職に役立てるためです。

就職に役立つ資格の中で取りやすいのは、簿記、ビジネス実務法務検定、ITパスポートなどになります。

また、資格ではありませんが、公務員試験は公務員になるために必要ですので、公務員になりたい大学生は勉強する必要があります。

公務員試験は法律や経済、数的処理など多くの科目の勉強が必要で取りやすいわけではありませんが、専門科目ではなく科目数をしぼった教養科目だけで受験できる自治体も多くあります。

ですので、取りやすさにこだわるのであれば、教養試験だけで受験できる自治体などを受けるのがおすすめになります。